会議で決めたことが、翌週には動き出していない

経営者の方から、
こういう声を聞くことがあります。

「会議でちゃんと決めたんです。
でも翌週確認したら、
誰も動いていなくて」

会議は終わった。
決まったはずだった。

それでも1週間後、
何も変わっていない。

「確認していませんでした」
「自分がやるとは思っていませんでした」

こういうとき、
多くの場合こう考えてしまいます。

「当事者意識が足りない」
「会議の内容をちゃんと聞いていない」

参加者の姿勢や、
意識の問題として
見られることが多いです。

ただ、
意識の前に、
確認したいことがあります。

「決まった」の後に、何が設計されていたか

会議で決めたことが動き出さない理由は、
参加者の意識だけにあるとは限りません。

決まった後に、
最初の一手が誰に渡され、
どこで確認するかまで
明確になっていなかった
ということが多いです。

会議の中で
方針や結論が出ても、
そこで会議が終わってしまうことがあります。

決まった内容を
誰が担当するのか。

最初に何をするのか。

どこで確認するのか。

これが会議の場で言葉になっていないと、
参加者はそれぞれ
「誰かがやるだろう」
という状態で帰ることになります。

「確認していませんでした」は、
不注意ではなく、
確認する設計がなかったことから
起きていることがあります。

「決まった」と「動き出す」のあいだにあるもの

もう少し具体的に見てみます。

会議でAという方針が決まりました。

でも、
Aを実行するために
最初に何をするかが
言葉になっていない。

誰が最初の一手を打つかが
決まっていない。

この状態では、
翌週に誰かが動き出すためには、
会議が終わった後に
各自が自分で判断する必要があります。

「自分がやるべきか」
「誰かに確認してからか」
「まずどこから手をつけるか」

これを一人ひとりが
自分で解釈して動くのは、
かなりハードルが高いです。

決まったことを動かすためには、
決定の場で
翌週の動き出しまで
言葉にしておく必要があります。

会議の最後に、もうワンステップく

会議の終わりに、
決まったことを確認するだけでなく、
次に動くためのワンステップを置きます。

まず誰が動くのか。

最初に何をするのか。

どこで確認するのか。

この3つを、
会議の最後に短く確認する。

それだけでも、
翌週の動き出しは変わります。

大きな仕組みをつくる必要はありません。

会議の最後に
2〜3分だけ使う習慣です。

決まったことが動き出さないのは、
当事者意識の問題ではないかもしれません。

決定の後に、
最初の一手が誰に渡され、
どこで確認するかまで
言葉になっていたか。

そこから見直すことで、
会議の終わり方は変わっていきます。

いま思い浮かべている会議を、
一度振り返ってみてください。

決まった後に、
最初の一手は、
誰に渡っていましたか。

グロウスリーでは、
会議・仕事の進め方・育成のどこに
動きにくさが生まれているかを、
現場の場面から一緒に見立てています。

うまく言葉になっていなくても、
最近気になっている場面から
始めることができます。

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