
採用したばかりの人が、
数か月で辞めてしまった。
また採用しなければいけない。
何がいけなかったのか。
採用基準を変えた方がいいのか。
媒体を変えた方がいいのか。
そういう方向に
考えが向くことはないでしょうか。
採用基準や媒体を見直すことは
大切です。
ただ、
採用した人が定着しないとき、
採用活動そのものより先に、
入社後を見直したいことが
あります。
「思っていたのと違った」
という言葉が出る離職の多くは、
入社後に何かが見えなかったことが
関係しています。
入社後に「見えない」が重なると、定着しにくくなる
採用した人が辞めるときの理由を
聞いていくと、
採用基準の問題ではないことが
あります。
入社してみたら、
自分が何をする人なのかが
よくわからなかった。
何かわからないことがあっても、
誰に聞いていいのかが
わからなかった。
この会社で自分がどう成長できるのかが
見えなかった。
たとえば、
こういう気持ちになっているかもしれません。
「何をどこまでやれば、
最初の1か月としては十分なのか
よくわからない」
「聞いていいと言われたけれど、
誰も忙しそうで声をかけにくい」
こういう「見えない」が重なると、
人は不安になります。
そして、
「自分はここに合っていないのかもしれない」
という気持ちが
少しずつ大きくなっていきます。
入社前は会社に興味を持っていた。
でも入社後に、
その興味が確認される前に
不安の方が先に育っていく。
定着しにくくなるのは、
こういう過程が多いと
感じています。
最初の3か月で、期待と相談先と次の道筋を見えるようにする
入社後の受け入れで
確認したいことがあります。
まず、
何を期待しているかが
言葉になっているかです。
入社直後は、
「どんな動き方をすれば
この会社では十分なのか」が
見えていること。
30日後には、
自分に期待されている役割が
少しわかっていること。
ここが見えていないと、
入社した本人は
「これでいいのか」を確認できないまま
日々を過ごします。
次に、
誰に何を相談すればよいかが
見えているかです。
わからないことがあっても、
忙しそうな先輩に声をかけていいのか。
どこまで自分で判断して、
どこから確認すればいいのか。
この線引きが見えていないと、
動けなくなります。
相談できずに一人で抱えていると、
それが「合わない」という感覚に
なっていくことがあります。
もう一つ、
この会社でどう成長できるかが
見えているかです。
90日後には、
次に何をできるようになればよいかが
見えていること。
最初のうちは誰でも
できないことが多い。
でも、
できるようになっていく道筋が
見えていると、
今の不安を乗り越えやすくなります。
半年後、1年後に
どんな仕事を任される可能性があるのか。
どんな成長が、
この会社では期待されているのか。
ここが見えていると、
「ここで頑張る理由」が
できてきます。
自社に置き換えて考えるなら
自社に置き換えるなら、
まずはこの問いから
考えてみてもよいと思います。
入社後の最初の1か月で、
何を期待しているかが
本人に伝わっているか。
わからないことがあったとき、
誰に・何を相談すればよいかが
見えているか。
90日後に向けて、
次にできるようになってほしいことが
言葉になっているか。
採用した人が定着しないとき、
まずここを確認してみてください。
採用基準を変えるより先に、
入社後に何が見えていなかったのかを
整理する方が
早く変わることがあります。
採用した人が数か月で辞めるとき、
原因を採用の問題だけに
求めたくなります。
でも、
入社後の最初の3か月に
何が見えていたか、
何が見えていなかったかを
確認することが先になることがあります。
期待が伝わっているか。
相談先が見えているか。
成長の道筋が見えているか。
ここを整えていくことが、
定着につながる入口になります。
グロウスリーでは、
採用した人が入社後に迷わないように、
最初の3か月で伝える期待、
相談先、成長の道筋を
一緒に整理しています。
まずは、
いまの入社後の状況を
一緒に見ながら、
どこから整えていくとよさそうかを
一緒に考えていきます。















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