リーダー研修後、現場で何を見ればいいのか

研修が終わった。

受講者に感想を聞くと、

「よかったです」

「参考になりました」

と返ってくる。

でも、
現場で何が変わったのかは
よくわからない。

そのまま時間が経って、
「結局、研修前と
あまり変わっていない」と
感じることはないでしょうか。


研修の成果は、
受講直後の感想だけでは
見えにくいものです。

変化は、
現場の小さな行動の中に
あります。

それを見つけて
言葉にするかどうかで、
研修が現場に根づくかどうかが
変わってきます。

研修直後の「よかったです」だけでは、変化は見えにくい

研修後によくあるのは、
アンケートで満足度を確認して
終わってしまう形です。

理解度はどうだったか。

講師の話はわかりやすかったか。

これは研修の質を確認する上では
大切です。

ただ、
満足度と行動の変化は
別のことです。

研修がよかったと感じていても、
現場での行動が変わっていないことは
よくあります。

私自身も、
研修後に「どうでしたか?」と
聞くことがあります。

そのとき、
感想より先に聞きたいのは
現場の場面です。

研修後、
どんな場面で学んだことを
使おうとしたのか。

そこを聞いてみると、
感想だけでは見えなかった変化が
少し見えてきます。

小さな行動の変化を見つけて、言葉にする

研修後の変化は、
放っておくと見過ごされます。

だからこそ、
上司や経営者が
「どんな行動を見たいのか」を
持っておくことが大切です。

見たいのは、
大きな変化ではありません。

小さな行動の変化です。

たとえば、
こういう場面があります。

会議で、
以前より自分の意見を
出すようになった。

部下から相談を受けたとき、
すぐに答えを渡すより
「どう思う?」と
問い返すようになった。

問題が起きたとき、
選択肢を二つ持って
報告に来るようになった。

こうした変化は、
見ようとしていないと
気づかないまま通り過ぎます。

大切なのは、
その変化に気づいたときに
言葉にして伝えることです。

「さっきの会議で、
自分の意見を出していたね」

「あの場面で、
すぐに答えを渡さずに
問い返していたのがよかった」

こういう一言が、
受講者にとっては
「この行動でよかったんだ」と
確認する機会になります。

そのうえで、
1on1や面談では
こう問いかけてみてもよいと思います。

研修後、
現場で試してみたことはありましたか。

次にもう一度試すなら、
どの場面でやってみたいですか。

問いは多くなくてかまいません。

小さな変化を見つけ、
次に試す場面を一緒に確認する。

それだけでも、
研修と現場はつながりやすくなります。

自社に置き換えて考えるなら

自社に置き換えるなら、
まずはこの問いから
考えてみてもよいと思います。

研修後に、
受講者の現場での行動を
見ようとしているか。

小さな変化に気づいたとき、
それを言葉にして
伝えられているか。

次に試す場面を、
一緒に確認できているか。

研修後の関わりが変わると、
受講者が学んだことを
現場で試し続ける
理由ができます。


研修は、
終わったあとに
現場でどう扱うかが大切です。

現場で小さな変化を見つけ、
それを言葉にする。

次に試す場面を、
一緒に確認する。

この関わりが続くことで、
学んだことが現場に
根づきやすくなります。

グロウスリーでは、
リーダー研修の後に
現場で何を見て、
どう関わるかの設計を
一緒に整理しています。

まずは、
いまの研修後の関わり方を
一緒に見ながら、
どこから整えていくとよさそうかを
一緒に考えていきます。

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