すべての仕事を受け続けると、賃上げは難しくなる

一日中
忙しかった。

それなのに

数字を見ると
利益が
残っていない。

そんな違和感を
覚えることがあります。

お客様のために
無理をする。

頼まれたら
応える。

それ自体は
誠実な姿勢です。

その積み重ねが
信頼をつくってきた
会社も多いはずです。

忙しいのに、なぜ利益が残らないのか

忙しいのに
利益が残りにくいとき

仕事の中身を
見てみると

同じような無理が
繰り返されていることがあります。

夕方に
急に入る修正依頼。

いつも
同じ人に集中する
問い合わせ。

見積の外にある
細かな対応。

条件の厳しい仕事を
そのままの条件で
受け続けている。

一つひとつは
小さくても

こうした仕事が
積み重なると

会社全体の
時間と体力が

少しずつ
削られていきます。

すべてを引き受けることは、選んでいないのと同じ

お客様のために
無理をすること自体が
悪いわけではありません。

ただ

その無理が
いつも同じ形で
起きているなら

一度
見直してみる必要があります。

「なぜこの仕事は
毎回こんなに
時間がかかるのか」

「なぜこの対応は
いつも急ぎになるのか」

「今の条件のまま
受け続けてよいのか」

そんな問いを置くと

会社の力を
どこに使っているのかが
見えやすくなります。

すべての仕事を
同じように引き受けることは

一見
公平に見えて

実は

何に力を注ぐかを
選んでいないのと
同じことでもあります。

どの仕事に、力を注ぐか

大切なのは

利益の薄い仕事を
片っ端から
やめることではありません。

限られた人と時間を
何に使うのかを
一度考えることです。

棚卸しをしてみると

同じような無理が
繰り返されている仕事。

手間がかかるわりに
会社に残るものが少ない仕事。

特定の人しか
対応できない仕事。

そうしたものが
見つかることがあります。

そこで

やめるのか。

条件を変えるのか。

価格を見直すのか。

受ける量を
調整するのか。

選択肢は
一つではありません。

件数が同じでも

どんな仕事を
引き受けているかで

会社に残るものは
変わります。

限られた時間を、何に使うか

人も
時間も

無限にあるわけではありません。

だから

すべての仕事を
同じように引き受けるのではなく

何に会社の力を使うのかを
決める必要があります。

やめる仕事も
あるかもしれません。

条件を変える仕事も
あるかもしれません。

価格を見直すことで
続けられる仕事もあります。

大切なのは

忙しいかどうかではなく

限られた時間を
どんな仕事に使っているか。

そこを
経営として選べているかです。

そして

残すと決めた仕事にも

まだ時間を使いすぎているところが
あるかもしれません。

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